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第一工業株式会社はネジ・学校家具・自動車部品を専門とする静岡県浜松市の製造メーカーです。(スマートフォンサイトはこちら)

TEL. 053-433-1111

〒431-3112 静岡県浜松市東区大島町955-9

ネジ(最先端技術研究)SCREW

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ねじ締結について

自動車・家電・建築物などの機械構造物は、複数の部品の接合によって組み立てられます。従って接合はあらゆる産業で共通であり、性能・品質を維持するための最も基本的な技術です。接合を大きく分類すると、金属の溶融凝固による溶接、化学的な接着、要素結合のねじ締結に分けられます。それぞれが多くの利点を持つ重要な接合方法でありますが、高強度且つ分解再使用が可能である接合方法はねじ締結しかなく,今日の環境問題に対しても重要な役割を担うと考えられます。 ねじはグローバリゼーションの要として最も早くISOで規格標準化された代表的な機械要素部品であり市場に大量に流通していますが、メーカーによって安全性・性能・品質に大きな開きがあります。私たちはユーザーのねじ締結のニーズに答えるための地道な研究活動を通して、ねじ製品の安全性・性能・品質の向上に努めております。

ねじ製品の研究開発

ねじ製品の研究開発には「ねじ締結性能に関する研究」と「製造方法に関する研究」があります。輸送機械などの機械構造物における様々なボルト締結体構造に対し、締結部品に要求される安全性・性能・品質は様々であるため、「ねじ締結性能に関する研究」として強度・締結(締付けや緩み)・設計法に関する研究開発を行っています。 一方、安全性・性能・品質を備えた「ねじ製品の製造法に関する研究開発」では、多段鍛造の金型設計やトライポロジなどの塑性加工問題・熱処理・材料・表面処理の研究開発を行なっています。
−ねじ締結性能に関する研究−

・ねじ製品の強度
・ねじ製品の締結(締付け・ゆるみ)
・ねじ締結体の強度設計

−ねじ製品の製造方法に関する研究−

・塑性加工(鍛造・トライボロジ)
・熱処理
・材料
・表面処理
■研究発表会の様子はこちらから

強度研究用設備

クリープ試験機装置
c1

【装置の目的】
ボルト・ナット製品の熱クリープによる緩みの評価
エンジン系ボルト製品,アルミ合金ボルト製品,非調質ボルト製品,その他

【評価項目】
ボルト製品の熱クリープ特性
新素材の熱クリープ特性

c2
自動調芯型の静的引張り試験装置

【装置の目的】
ねじ製品の静的強度評価

【評価項目】
・引張り強さ
・0.2%耐力(降伏点)
・コンプライアンス
(物体の伸縮性・可塑性を定量化した物理量・バネ定数の逆数)

ねじ製品の疲労試験装置
【装置の目的】
・ねじ製品の動的強度評価

【評価項目】
・疲れ限度
・その他
ボルト製品の応力腐食割れ試験装置
【装置の目的】
オーステナイト系ステンレス、アルミニウム合金系ボルト製品の応力腐食割れ感受性評価

【評価項目】
・交互侵漬法、連続侵漬法を用いた定荷重または定ひずみ試験による応力腐食割れ寿命評価
・交互侵漬法、連続侵漬法を用いた定荷重または定ひずみ試験による亀裂進展速度評価
・その他

締結特性(締付け)研究用設備

ねじ製品の締付け試験装置
【装置の目的】
ねじ製品の締付け特性評価

【評価項目】
・締付け回転角‐締付けトルク‐締付け軸力の関係曲線
・締付け特性値
ねじ面,座面の摩擦係数,降伏締付け軸力など
・その他
多数ボルト締結体の締付け試験装置
【装置の目的】
多数ボルト締結体に対するトルク法,回転角法,トルク勾配法締付けの最適化

【評価項目】
・多数ボルト締結体の締付け回転角‐締付けトルク‐締付け軸力の関係曲線
・多数ボルト締結体の各ボルトの締付け軸力
・その他

締結特性(緩み)研究用設備

ねじ製品の軸直角振動式緩み試験装置(ユンカー式)
【装置の目的】
緩み止めねじ製品の定量的な緩み特性評価

【評価項目】
・緩み限界振幅
・ボルト製品の曲げ疲労
・その他

塑性加工研究用設備

FEM解析
工業製品の高度化に伴い、ボルト締結に要求される品質向上に応えるため、従来の実験解析学的な開発手法に加え、数値解析的な手法を導入しています。
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ねじ転造解析
2
前方軸-後方缶押出し成形時の金型応力解析
【解析内容】
・ボルト締結体の構造解析
・鍛造シミュレーション
・金型損傷解析
・その他、連成解析

材料研究用設備

走査型電子顕微鏡 (SEM-EDS)
20180606 
【装置の目的】
・試料表面の微細な構造を鮮明に観察
・元素分析

【測定項目】
・微小領域観察 (30,000倍まで)
・元素マッピング

研究開発の展望

産業が生み出す工業製品は経済を発展させて私達の生活を豊かにしました。しかし経済を最優先してきた代償として、地球環境を破壊してきた事実は厳格に受け止める必要があります。私達はねじ製品の高性能化とエコロジの共存を目指し,環境対応製品の展開を実施しています。
鋼製ボルト製品の有害な鍍金の廃止・・・高耐食系高強度ボルト製品
調質系高強度ボルト製品・・・・・・・・非調質系高強度ボルト製品
輸送機械等の軽量化やリサイクル・・・・チタン合金・アルミ合金系ボルト製品

今後ともいろいろな産業の機械構造物のねじ締結に貢献してまいります。